こんにちは、Drの稲葉です。
先日、患者様からお電話で、
前歯の被せ物についてどういう物があるかをお聞きしたいという
ご相談がありましたので、ここでご説明させて頂きます。
前歯の被せ物の種類としては、
大きく分けて下記の3つあります。
①硬質レジン前装冠
②陶材焼き付け鋳造冠(メタルボンド)
③オールセラミック冠
①の硬質レジン前装冠は一般的に保険で治療する祭に適用されます。
金属の被せ物の表面にプラスチックで白く見せているものです。
見た目は自分尾歯の色に合わせる事が難しく、
また、長年のうちにはプラスチックが茶色く変色してきてしまいます。
歯茎が下がると金属の黒い部分が歯と歯茎の境目に見えてきてしまいます。
②の陶材焼き付け鋳造冠は、保険外の治療で、
金属の被せ物の表面にセラミック(陶材)を盛り、焼き付けて(焼成)いるものです。
外観上は天然歯の様に見え、
変色も起こりにくいと言われています。
しかし、やはり歯肉がさがると、金属の黒い部分が歯と歯茎の境目に見えてきてしまいます。
③のオールセラミック冠は、保険外の治療で、
金属を使用しないために、最も審美性に優れている被せ物です。
また、歯茎が下がっても、金属を使用していないために、
歯と歯茎に境目が黒く見えません。
電話でのご相談では、細かいところまで分からない事があるかと思いますので、
一度来院していただき、ご説明させて頂けたらと思います。
いわき歯科医院:04-2945-6777