行動科学マネジメント

 こんにちは、だいぶ寒くなってきましたね。

今年は紅葉も早く終わるらしく、去年に引き続きタイミングを逃しそうになっています。

 

 さて、先日スタッフ七名で『行動科学マネジメント』という講習をうけてきました。なんだか難しそうなタイトルですが、かなりまとめて言ってしまうと「人に行動してもらうためにはどのようにすればいいか」という内容の研修でした。

私達は普段何気なく色んなことを当たり前のように行動していますが、本当は一つの物事を達成する為にかなりたくさんの動作を必要としています。

例えば、「ペットボトルの水をコップにいれる」という行動を全くその動作を分からない人に説明しようとすると、合計27個の指示を出すことになるそうです。。具体的には

1.ペットボトルを見てください。

2.利き手と逆の手で持ってください。

3.そのまま持ち上げてください。

………。

見ていて「え?」となるかもしれませんが、それは私達が「ペットボトルの水をコップに水を入れる」という行動がどのようなものなのかを理解しているからなのです。

つまり、誰かに何かを教えようとしたり、新人教育の際にはこのようなレクチャーが必要となります。

私達が当たり前だと思っていることは誰かにとっては当たり前ではないかもしれないと、ハッとさせられました。

 

 いわき歯科は、長年勤めてくれていた内田さんが退職され、丁度新しい方を迎える時期に面しています。この研修で教わった事を生かせていければなと思います。

そして何よりお互いへの感謝も忘れずに、日々成長できればとおもいます。

 

歯科医師 鈴木