こんにちは、ドクターの稲葉です。
皆さんは歯を失った時、どういった治療法があるかご存知ですか?
一般的に、歯を失った時の歯科治療として、
1、2本であればブリッジという方法があります。
しかし、ブリッジにも利点、欠点があり、
利点は保険で治療が可能ということ、
欠点は欠損した歯の隣の歯が健康な歯であっても削らなくてはいけない事、
その歯に負担がかかること、被せ物を繋げてしまうため、お掃除がしづらくなるという事等が挙げられます。
連続して3本以上歯を失った場合には、
治療法としては、入れ歯やインプラントという選択肢があります。
皆さんは、入れ歯は安価であり、インプラントは高価な物というイメージがありませんか?
実際、入れ歯は保険がきくものもあり、インプラントは自費となるため、
インプラントは一般的に高価であるというイメージが定着しています。
しかし、自分の歯で噛む力を100%とすると、
どんなに良い入れ歯でも50%位の噛む力しか発揮出来ないと言われています。
対して、インプラントは約90%近く噛む力を回復出来るのです。
そのため、どちらの選択肢をとるのかは、患者さんがどのレベルまで機能回復したいかによるのです。
固いおせんべいをバリバリ食べたいとか、厚切りステーキを思う存分食べたい方は、
入れ歯ではなかなか難しいでしょう。
ですから、そういう方にはインプラントはオススメです。