衛生士の菅谷です。 こんにちわ
皆さん、歯周病ってなんで痛まないと思いますか?
以前にもお話したと思いますが、
歯周病は、ポケットに入り込んだ歯周病菌が起こす病気です。ポケットの中で炎症が始まり、
その影響で歯槽骨が溶け、血や膿がでて悪くなってしまうのですが、
歯周ポケットは外に向かって開かれているので血や膿も出入りが自由なのです。
つまり、内圧があがらず、歯の周りのセンサーが圧迫されない為に
痛みが出にくいのです
痛みが出にくいので、そのまま放置しておくとさらに悪化します。
どんどん歯周病が進行していくとポケットの奥の奥、狭い空間でも炎症がおきはじめます。
内圧が高まり、外に出ようとする膿が周りの組織を圧迫して、激痛が起こります。
つまり、痛みがでてからでは、遅いのです。 歯周病がかなり進行してしまっているのです。
そうならないためにも、歯医者さんでの検診。
ご自身で、今のお口の状況を把握してもらうことが大切なのです。
その為に、いわき歯科医院でもトータルペリオプログラム(患者さま、一人一人に合った予防プログラム)を導入させてもらったのです。