初夏を感じられる今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
yossyです。
今回は保険診療、自由診療についての巻き。
何故かというと、私が通ういつもの美容院のいつものお姉さん。歯医者さんへ通い出した様です。
それはとても素晴らしい事ですね!とお話を伺っていると、治療が進み最終的に詰め物や被せ物をする訳ですが
何事もなかったかのように銀歯を選択され、無事に治療は進んでいるそうなのですが、、、
本人は銀歯ではなく、白い被せ物や詰め物を希望されていたようで
自由診療(自費)になっても長く使えるほうが良かったとの事でした。ただ決定権は先生にあると思っていた為、疑問を感じなかったとの事、、、。
そこで被せ物や詰め物には自費から保険までこの様な材料で出来ていて
持続性、生体親和性、審美性を考えればセラミックス系にされたほうがより良い治療が出来る等という
先生の説明が全くなかった、、、という事だけは伝わってきました。
ぱっと見、分かりやすいよう模型上に制作した詰め物と被せ物です。文字どうり銀色をしているのが保険適応のものですね。
特に女性は気になると思います。笑顔になるとギラギラ光りますからね。
特に前歯は保険でも白い被せ物も出来ますが
保険適応の金属にレジンというプラスチックの材料を機械的に貼り付けているだけのものです。
保険適応硬質レジン前装冠 術前 術後これは被せ物をしたばかりの状態です。
この状態が末永く続いてくれればよいのですが、長くお使い頂いてるうちに表面は粗造になり着色が伴い、また
見た目だけでなく、歯茎は下がり口臭の原因になったりします。再び術前の状態に戻ってしまいます。
その表面の滑沢さはとうていセラミックス系材料には敵うはずもありません。
人工臓器(多孔体人工骨)などにもバイオセラミックスが使われていますね。医療の分野で大活躍をして、無限の可能性を秘めているようです。
銀歯は歯茎を黒くします。(メタルタトゥー)健康な歯茎は綺麗なピンク色をしていますね。
現在ブリッジにされてる方は条件がよいうちにインプラントをお考えになられてはいかがでしょうか?
保険の入れ歯が何度も割れてご不自由なさっていられるなら、金属床をお考えになってみてはいかがでしょうか、、?
ざっと書きましたがこれはあくまで私、個人的な考えです。それは違うと言う考えを持っている同職の人も少なからずいます。
私は患者様が先生方とのコミュニケーションの中で最先端の治療を知り、最も優れた修復物を知り、衛生士さんによる最高のメンテナンスを
知り得た上で、最終的な決定をされる事で皆が幸せになれる方法だと考えます。
アメリカでは医療費が払えず多くの破産者が出てしまっている。社会問題になっている。これもどうかと思います。
当医院では私が責任を持って ”これでもか”
というくらいの保険修復物を魂込めて製作しています。自費は勿論、保険の物でも一生もって欲しいという願いが込められています。
保険であれ自費であれ、より良い修復物を提供していきます。
皆様が口元を隠すことなく大きく笑える様な状態になればよいという願い。
いつも清潔感のあるお口であるという願い。
一つの修復物にかのような様々な願いが込められて製作されているのだという事をご理解頂いた上で
保険と自費とを上手に使い分け、ご不自由のない毎日を送って頂ければ幸いです。
adios…